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ANIPOV説明書(IB014C)
基板Version IB014C用の説明書です。
2010-11-03
Suns & Moon Laboratory
!使用上の注意
Parts List
別売り部品
DSUB9pinメス コネクタ
タイラップ
電池
組み立てに必要な工具・材料
実装前の検査
PCBの検査
VCCとGND間ショートチェック
VCCLEDとGND間ショートチェック
部品実装
実装後検査
動かす
電源オン
調光
電源オフ
動かないとき
Make Writer Cable
Make Synchronous Cable
ホイールへの装着
取りつけ例1
取りつけ例2
磁石の取付
Synchronize
表示データの作成
データの書き込み
表示角度の調整
FAQ
基本動作
複数枚動作
表示データの書き込み
その他
基板バージョン履歴
IB014C
IB014B
IB014A
CPUバージョン履歴
VER023
VER011
回路図
パターン図
!使用上の注意
!スポークへの取り付けは、脱落しないように取り付けて下さい。
!脱落すると重大な事故や怪我の元となり、非常に危険です。
!ANIPOVや部品の脱落は、重大な事故発生の原因となります。
残量の無くなった電池は、早く交換して下さい。誤作動や電池の液漏れをおこします。
本品は実験キットですので、耐久性その他の保証は一切ありません。
Parts List
No.
Image
Implementation Order
実装順序
Name
Comment
Part No
QTY
Value
Maker
Maker Part Number
1
3
LED
D1..D32,D101..D116
48
PLCC4 RGB
Cree
CLV1A-FKB-CJ1M1F1BB7R4S3
2
8
Hall Sensor
U2
1
Hi Sensitive
Melexis
US4881EUA
3
9
CPU
U3
1
ATmega48P DIP28
ATMEL
ATMEGA48PV-10PU
4
9
ROM
U4
1
Serial ROM DIP8(SPI)
Microchip
25AA1024-I/P
5
4
IC Socket
U3用
1
DIP28 300mil
6
4
IC Socket
U4用
1
DIP8 300mil
7
実装済み
LED Driver
U5,U6,U101
3
LED Driver 8x3
ST
STP24DP05BTR
8
実装済み
RS232C I/F
U1
1
RS232C 1T1R
TI
MAX3221IPWG4
9
実装済み
FET
TR1
1
FET with pullup
MICREL
MIC94053
10
2
R 1KΩ
LED 青 電流制御
R9,R12,R104
3
1608 1KΩ
11
2
R 1KΩ
LED 緑 電流制御
R10,R13,R105
3
1608 1KΩ
12
2
R 1KΩ
LED 赤 電流制御
R11,R14,R106
3
1608 1KΩ
13
1
C 0.1uF
C1,C3,C6,C7,C8,
C9,C10,C12,C14,
C16,C18,C101※,C102※
13
CER 0.1uF 1608
14
実装済み
C 22uF
C11
1
CER 22uF 2012
15
実装済み
C 0.47uF
U1用
C2,C4,C5
3
CER 0.47uF 1608
16
5
Switch(Power)
S1
1
TACT 6mm WP
17
6
Connector Sync
CN1,CN3
2
XH 3pin post side
JST
S3B-XH-A
18
6
Connector PC
CN2
1
XH 3pin post side
JST
S3B-XH-A
19
7
Battery Holder
BAT1
1
AA x 3
20
7
ネジ
BAT1用
2
M2x6 皿 ステン
21
7
ワッシャ
BAT1用
2
M2 スプリングワッシャ ステン
22
7
ナット
BAT1用
2
M2 ナット ステン
23
-
リボン
BAT1用
1
w10mm x L100mm
24
-
PCB
PCB1
1
t1.6mm,Black
IKEL
IB014C PCB
25
-
Wire+Contact Assembled
CN1,CN2,CN3用
5
XH Contact + Wire 300mm
26
-
Housing
CN1,CN2,CN3用
3
XH 3pin housing
JST
XHP-3
27
-
磁石
U2用
1
磁石 丸形Φ12x3
28
-
グロメット
PCB1用
3
別売り部品
DSUB9pinメス コネクタ
DSUB9pinメス コネクタは、PCとの通信に使用します。
タイラップ
タイラップはスポークに取り付ける際使用します。
電池
単三電池が3本必要です。
組み立てに必要な工具・材料
はんだごて
はんだ線0.3mm〜0.8mm
ピンセット
ルーペ
ニッパー
こんな道具を作ると、はんだ付けが簡単になります。
実装前の検査
PCBの検査
PCBを目視で確認する。
VCCとGND間ショートチェック
赤と青がショートしていない事を確認。
赤:VCC
青:GND
VCCLEDとGND間ショートチェック
赤と青がショートしていない事を確認。
赤:VCCLED
青:GND
部品実装
部品表に記載してある、実装順序の通りに実装します。
TR1,U1,U5,U6,U101,C2,4,5,C11は実装済です。
C1,C3,C6,C7,C8,
C9,C10,C12,C14,
C16,C18,C101,C102:コンデンサ0.1uF
R9,R10,R11,R12,R13,R14,R104,R105,R106:抵抗1KΩ
D1..D32,D101..D116:LED
※注意
LEDの実装位置は、LEDのピンと基板のパッドに正確に合わせて下さい。
半田付けを行いながら、たまにVCCLEDとGND間のショートチェックをして下さい。
U3,U4:ICソケット
S1:スイッチ
CN1,CN2,CN3:コネクタ
BAT1:バッテリホルダ
ネジ止め -> バッテリホルダの足切断 -> 半田付けの順序に行って下さい。
U2:ホールセンサ
なるべく高く実装します。
足を曲げる際は、パッケージに力が加わらないように注意します。
U3,U4:CPU,ROMをソケットに挿入
※1ピンを間違えないように、ソケットに挿入します。
実装後検査
電源ショートチェック
「電源ショートチェック(生基板)」と同じ。
LEDドライバ実装の目視チェック
1ピン位置あっているか?
ハンダ不良(未接続)無いか?
動かす
電源オン
電池装着
電池をいれるときは、先にリボンを敷いてから入れて下さい。
そうしないと、後で電池を取り外すのが大変です。
電池は、タイラップ等で脱落しないようにしてください。
電源オン
SW1を押す
LEDの確認用パターンを点灯します。
磁石をかざす。
磁石を何度かかざすと、点滅周期と点灯内容が変わります。
※磁石には極性があります。LEの点灯に変化が無い場合は、磁石を裏返してみてください。
調光
SW1を押すと、5段階に明るさを調整できます。
電源オフ
SW1を1秒ほど押してから離す。
または
SW1を何回か押すと、消灯します。
動かないとき
SW1を押しても、何も光らない時。
電池の有無
電池の極性を確認
電池を外す
U1,U3(ソケットに挿したCPU,ROM)の方向確認
電源のショートチェック
電池をいれる
電源電圧を確認 3V以上の電圧が必要。新品の電池なら4Vを越えるはずです。
各IC,LEDの実装方向を確認
はんだのショートチェック(目視)
VCCの電圧確認。3.3V以上あれば良い
VCCLEDの電圧確認。ほぼ0V
電源オン
VCCの電圧確認。3.3V以上あれば良い
VCCLEDの電圧確認。3.3V以上あれば良い
Make Writer Cable
書き込みケーブルの作成
圧着済みワイヤ2本を、真ん中でカットして、4本の電線を作る。
3本をコネクタに挿入
電線の切れている側を、ハンダDSUB9ピンメスコネクタにハンダ付け。
このとき、熱収縮チューブ付けると良いです。
書き込みケーブルピン配置
XH Housing
DSUB9 pin
Connector
1 GND
5 GND
2 TXD
2 RD
3 RXD
3 SD
コンタクトのピンが曲がっている場合があるので、修正して使用して下さい。
Normal. 正常
Abnormal bent. 異常(曲がっている)
Make Synchronous Cable
同期ケーブルの作成
Parts List No.25 x3
Parts List No.26 x2
connect 1pin to 1pin,2pin to 2pin,3pin to 3pin.
ホイールへの装着
ホイールへの装着は、図を参考に脱落しないように取付して下さい。
!!!!脱落したり、ひっかかったりすると非常に危険です。
グロメットとタイラップで取り付けます。
!!!!定期的に取付を確認して、まし締めしてください。振動でかなり緩みます。
取りつけ例1
取りつけ例2
磁石の取付
磁石の表裏を確認してから取り付けて下さい。
磁石を外して手に持って、ANIPOVの電源を入れてからU2の上を何度か通過させてみてください。
表と裏で反応する面があるはずです。反応する面で磁石を取り付けて下さい。
磁石は自転車のどこかに、U2の直近(1cmくらい)を通るように設置してください。
Synchronize
複数枚接続
基本的には、基板aのCN1「SYNC OUT」→基板bのCN3「SYNC IN」です。
Connect 'SYNC OUT' to 'SYNC IN' by Synchronous Cable.
例えば3枚の基板を、基板1→基板2→基板3で接続する場合は、下記の接続にして下さい。
・基板1 CN1「SYNC OUT」→基板2 CN3「SYNC IN」
・基板2 CN1「SYNC OUT」→基板3 CN3「SYNC IN」
表示データの作成
表示データの作成は、ANIPOV Designerを使用します。
http://www.s-m-l.org/anipov.html
から入手可能です。
データを作成したら、メニューから「エクスポート」を実行して、データをCSV形式にエクスポートします。
データの書き込み
データの書き込みには、ANIPOV Data Writerを使用します。
http://www.s-m-l.org/anipov.html
から入手可能です。
参照:
ANIPOV DataWriter Ver010
ANIPOV Data Writer実行
Portで、COMポート番号指定して、Openボタンを押す。
※起動時自動でオープンします。そのため、起動時にエラーが出る場合ありますが、その場合は、Port指定して、Openボタンを押して下さい。
FileでANIPOV Designerで作成したCSVファイルを指定。
NumOfFramesで、総フレーム数指定
ANIPOVに電池入れる
CN2に書き込みケーブルをつなぐ。
この時、CN1,CN3は外してください。
ANIPOVのS1を押して電源オン
Writeボタンを押す
ANIPOVのS1押して電源オフ(LED消えていますが、電源入ったままです)
表示角度の調整
参照:
ANIPOV DataWriter Ver010
電池入れる
CN2に書き込みケーブルをつなぐ。
※CN1,CN3は外してください。
ANIPOVのS1を押して電源オン
ANIPOV Data Writer実行
ANIPOV Data Writerが起動したら、OFF+VERボタンを押す。
Start Lineにずらすライン数を0〜254で設定。
Set SLボタンを押す。
ANIPOVのS1押して電源オフ(LED消えていますが、電源入ったままです)
FAQ
基本動作
動かない
Q:LEDが光らない1
A:電池極性を確認
Q:LEDが光らない2
A:電池の電圧が足りない。3V以上の電圧が無いと動作しません。
Q:LEDが光らない3
A: U4,U5の方向を確認
Q:一瞬光った後に、全て消えてしまう1
A:電源がショートしている可能性があります。「電源ショートチェック」を行って下さい。
Q:一瞬光った後に、全て消えてしまう2
A:もう一度スイッチS1を押してみてください。押し方で起動しない場合があります。
動いているが、動作が微妙
Q:点灯しないLEDが有る
A:LEDの半田付けまたは、LEDドライバの半田付け不良です。ルーペで目視チェックしてみて下さい。また、LEDの端子がGNDにショートしていないかチェックしてみて下さい。
Q:白がなんか赤っぽく見える
A:電池電圧が下がってくると、青色LEDが点灯し辛くなるため、赤っぽくなってきます。電池を新しい物と交換して下さい。
Q:LEDは点灯しているが、ぐるぐる回って、絵になりません
A:磁石の表裏を確認する。→【5.2磁石の取付p.17】
Q:絵の表示角度がおかしいです
A:磁石の取付位置によって、表示角度が変わります。ANIPOV Data Writerで角度を調整して下さい。→「表示角度の調整p.18」
複数枚動作
Q:複数枚接続した時に、POWERスイッチをおすとオンしたりオフしたり、基板によって反対の動作になる。
A:長押し(500msec以上)をすると、オフになります。
Q:複数枚が同期して動作しません。
A:複数枚使用時は、先頭のカードを改造する必要があります。「基板改造」を参照。
表示データの書き込み
Q:表示データの書き込みがうまくいきません
A:通信ケーブルは接続していますか?
通信ケーブルの配線はあっていますか?
接続先の基板が、別の基板に同期ケーブルで接続されていませんか?
ANIPOVの電源オンしてから、書き込みをしていますか?
その他
Q:電池が持たない1
A:LEDを沢山同時に点灯させる画像データは、電池の消耗が速いです。白を多用するのをやめるとか、全面が発光する画像データを避けて下さい。
Q:電池が持たない2
A1:LEDドライバの電流を決めている抵抗、R9,R10,R11,R12,R13,R14,R104,R105,R106を大きくするとLEDに流れる電流が減ります。1KΩから4KΩの範囲で調整してみて下さい。詳しくはSTMicroのST24DP05データシートを参考にして下さい。
A2:CPUをVER022に変更して改造3を行うと、SW1で調光できるようになります。
Q:電池がもたない3
A:LEDを片面のみ実装するという手もあります。
Q:眩しすぎる
A:SW1を押すと、5段階に調光出来ます。
Q:水に濡れても大丈夫ですか?
A:ダメです。
こういう物もあります。
ハヤコートMark2 AY-302(クリアー)
かなり良いかも。
インペイブラック BLK-L301
基板バージョン履歴
IB014C
2010-11-25から販売
調光制御機能追加
通信不具合対策
消費電力不具合対策
単四電池の電池ボックスを使える様にした。まだ試してはいない。
IB014B
2009-11-25から販売
IB014A
試作
CPUバージョン履歴
VER023
調光機能追加
電源オン時、テストパターンを表示する機能追加
電源オフ時の消費電力不具合対策
プログラムサイズが増えたので、ATmega168に変更
SW1を押すたびに以下の順序で明るさが変わります。
「明るさ1(最低輝度)」→「明るさ2」→「明るさ3」→「明るさ4」→「明るさ5(最高輝度)」→電源オフ
SW1を長押しすると、電源オフします。
LEDが消えた後も、もう少し押していないと消えないです。少し長めに押してください。
VER011
IB014B初回販売時のバージョン
回路図
IB014C
パターン図
IB014C
2024-08-14 11:00:24 32400