ARM+GCC+eclipse+OpenOCD(OLIMEX)でJTAGデバッグ
2007年6月10日
Suns & Moon Laboratory
はじめに
ARM+GCC+eclipse+JTAGデバッグで環境構築してみましたが、結構面倒だったので気になっていたOpenOCDを試すことにしました。
材料
ソリトンウェーブでARM-USB-OCDを購入。
予想外な箱に入っていたのでちょっとびっくり。
OlimexのCDが付いてきて、それで環境が構築可能。
ちなみにIARの評価版もついてきます。
動作確認は、LPC-P2106を使用しました。ARM-USB-OCDと同じくソリトンウェーブで購入しました。
環境インストール(DesktopPC)
インストール自体はあっさり。
でも、ビルドしようとするとエラーになります。CodeGearのmakeを呼び出しているみたいです。
このマシンにはCygwinが入っているので、そちらのパスが優先されるように環境変数を変更しました。
すると、ビルドが通るようになりました。
環境インストール(NotePC)
こっちは、何も入っていない素の環境に入れてみます。
インストール自体はあっさり。
でも、ビルドしようとするとエラーになります。単純にmakeが見つからないみたい。
C:\GCCFD\Cygwin\binの中にmakeは入っている様なので、環境変数のPATHに、そこを追加します。
すると、ビルドが通るようになりました。
OpenOCDのデバイスドライバインストール
開発環境を入れると、最後のダイアログでドライバを入れろと言って来ます。
デバッガ本体をUSB接続すると、デバイスドライバを入れろと言われるので、上記ダイアログの場所にあるドライバを入れます。
基板での動作確認
Olimex純正CPUボードのLPC-P2106で動作確認。
動作させたところあっさり動きました。
まとめ
入手してささっと使った感想
- インストールはこれが一番楽
- Cygwinのパスは要注意
- LPC-2106基板買えばすぐ動作可能(開発環境にサンプルソースが付いている)
2024-08-14 11:00:22 32400